コラム

金属スクラップ相場とリサイクル①-有償と逆有償-

• 2010/04/18 印刷 このエントリーをはてなブックマークに追加 この記事をクリップ! twitterでつぶやく

OSAKA(MRB.ne.jp)2010-04-19,金属スクラップ相場とリサイクルには一体どのような関係があるのか。本コラムでは初心者にも分かるような入門的な内容を扱っていきたいと思う。現場のプロの方々や専門家の意見をかみ砕き、さらに現場ルポ情報を交えた考察も加えていくことで、より身近に感じられるコラムにしていく。第一回目は、有償と逆有償の問題を取り上げる。

 「有償取引」と「逆有償取引」とは
 まず「有償取引」とは、金属スクラップ問屋が金属スクラップを持込業者(顧客)から引き取る時に、その顧客に対してお金を支払って引き取る取引のことだ。たとえば、鉄スクラップや非鉄スクラップなどは有償取引が主流だ。これは、問屋が顧客から引き取った金属スクラップに加工(圧縮や切断)を施し、需要家(電気炉メーカーや伸銅メーカーなど)に引き渡す際、さらに高価格で売れる見込みがあるからだ。
 
 これに対して、 「逆有償取引」は、金属スクラップ問屋が金属スクラップを持込業者(顧客)から引き取る時に、その顧客から処理料金をもらって引き取る取引をいう。これは、問屋が顧客から引き取った金属スクラップを加工して付加価値を上げたとしても、顧客から処理料を取らないと、到底、経営が成り立たない対価しか需要家より受け取れないことを意味する。



アルミ缶を圧縮したプレス品

 アルミ缶相場から


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