ニュース

通関単価引き上げと金融引き締めを受け、中国向け輸出は停滞

• 2010/04/21 印刷 このエントリーをはてなブックマークに追加 この記事をクリップ! twitterでつぶやく

OSAKA(MRB.ne.jp)2010-04-21,「工業系ミックス品」(通称:工業系雑品=家電OA類の混入が少ない並物、写真1)相場は、5万3,000~5万5,000円/トン(FASベース)で、先週比2,000~3,000円がた下落した。「家電OAスクラップ」相場も同2,000~3,000円がた値を下げ、2万8,000~3万円/トン(同)を推移している。

(写真1)、「工業系ミックス品」

「工業系ミックス品」の一大解体拠点である浙江省・台州の岸壁(海門港)や、解体工場では過剰在庫が解消されておらず、「港での滞船も続いているため、海上運賃も上昇している」(輸出業者・貿易担当)という。
4月中旬までの輸出業者間の玉争奪戦から一転、リスク回避目的から値下げや、検収の強化で入荷量を抑える動きが輸出業者の間で散発している。ある輸出業者は「中国バイヤーの買い意欲は著しく悪化している。FAS・5万8,000円前後や、それ以上で仕入れた高値玉は完全に赤字だ」と頭を抱える。足元の中国側への売価も、工業系ミックス品(並物)でFOB5万8,000円前後まで続落しており、仕入れ値の抑制が急務となっている。再び中国が買いに動くのは、早くて5月のゴールデン・ウィーク明け以降と見られており、それまで品薄環境が下支えしつつも、なおも値下がり含みの市況展開だ。

■下落要因は中国での通関単価引


まずは無料会員の登録からお試しください!

このニュースは、 Fe Scrap, Cu Scrap, Copper に関連するニュースです。 Fe Scrap, Cu Scrap, Copper に関する価格情報をご覧になりたい方はこちらへ。

このニュースに関するお問い合わせはこちらまで。