コラム

金属スクラップ相場とリサイクル②-基礎から分かる流通フロー

• 2010/04/25 印刷 このエントリーをはてなブックマークに追加 この記事をクリップ! twitterでつぶやく

OSAKA(MRB.ne.jp)2010-04-25,金属スクラップの市中発生元は、解体現場や工場など。中でも、一番発生量が多いのが、ビルなどの建築物解体の際に発生する金属スクラップ(老廃屑)だ。解体現場から発生した鉄筋(異形棒鋼)や鉄骨(H型鋼)などは、鉄専業の①金属スクラップ問屋にトラック輸送され、ギロチン加工(切断処理)される。
 
 この時、鉄筋など「厚さ3mm以上~6mm未満の母材」(ギロチンB材)を、幅または高さ×長さ「500mm以下×1200mm以下」となるように圧縮・切断加工すると、製鋼メーカーの検収で業界の指標品種となるH2(エイチ・ツー)となる(詳細は日本鉄源協会の鉄スクラップ統一検収規格を参照→www.jisri.or.jp/recycle/kikaku(2008).pdf)。
 H2の炉前実勢相場は足元、4万円/トン前後を推移している(2010年4月23日現在)。

 工場からの発生品は、新断(薄板の打ち抜き屑)などの工場発生屑と、工場内・製造設備等のリプレース(更新)の際に廃棄される老廃屑に分かれる。市中発生全体で見た発生比率は、解体現場や工場リプレースの際に発生する老廃屑は約7割、製品加工工程の際に発生する工場発生屑は約3割と目されている。
 
 加工処理された金属スクラップ原料(H2など)は、その時々の国内外の相場動向に応じて国内・製鋼メ


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