コラム

健康とレアメタル セレン編

• 2009/11/08 印刷 このエントリーをはてなブックマークに追加 この記事をクリップ! twitterでつぶやく

人間の体には各種ミネラルがあります。有名どころでは鉄やカルシウム、亜鉛なんかです。今回は第一回コラムということで、ちょっと聞いたことがあるようなないような、セレンについて取り上げていきたいと思います。

セレンはなんと日本が世界No1の生産量を誇ります。
セレンは銅の副産物として出てくるので、銅メーカーなんかが生産しているのですが、銅生産量が多い日本ならではの話です。ですので、日本のセレンは中国では取り合いになっており、日本が中国のレアメタルをお願いして売ってもらっている状況と全く異なります。

 中国では、セレンはマンガンの生産スピードを高めるための触媒のような働きをするので、マンガン生産が増えている同国では使用量が急増しています。なんと世界の4割以上が中国の消費となっています。以前はアナログ式複写機にセレンドラムとして用いられていましたが、最近では有機感剤ドラムに代替されこの分野での需要は減っています。他にはガラス用途や顔料用途なんかに用いられたりしており、結構なくてはならない大切なレアメタルだったりします。私の大恩ある大先輩が超がつくほどのセレンマニアでありセレントレーダーだったので、結構好きなレアメタルだったりします。

さて、セレンなんですが、30年前ぐらい前に原因不明とされていた克山病(Keshan disease:中国の風土病)はセレン欠乏症によって起こ


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