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〈緊急特集・第3弾〉激動する鉄スクラップ需給とマーケットを考える

• 2010/05/31 印刷 このエントリーをはてなブックマークに追加 この記事をクリップ! twitterでつぶやく

ページ 1 / 2OSAKA(MRB.ne.jp)2010-05-31,2008年9月の「リーマン・ショック」を前後して、鉄スクラップ相場は未曽有の大暴落を喫した。2008年7月末のH2炉前・7万2,000円/トン(大阪地区)から同年11月上旬には1万円(同)まで陥没した。2009年の日本経済は、実体経済のさらなる冷え込みから「ハーフ・エコノミー」(5割経済、市中・鉄スクラップ発生も半減)に陥ったが、この間に鉄スクラップ相場は右肩上がりの上昇カーブを描き、その流れは2010年のGW(ゴールデン・ウィーク)前まで続いた。
足元では「ギリシャ危機」に端を発した欧州の金融不安が吹き荒れており、鉄スクラップ・マーケットも調整局面を迎えている。ただ、㈱鉄リサイクルリング・リサーチ、代表取締役の林 誠一氏は、「調整局面は今後も何回か訪れるだろうが、中長期的に考えた場合、鉄スクラップ相場は上昇トレンドに向かう」と語る。中長期的視点に立った世界の鉄スクラップ需給とマーケット動向について、林 誠一氏に話を聞いた。

――世界経済の現状について。
 「08年10月の世界金融危機の発生以降、1年半が経過し、ここにきて各国の懸命な経済対策の効果もあって、やっと明かりが見え始めている。まず世界経済の状況を見ると、中国とアジア諸国が先行して金融危機からの回復をけん引している。危機震源国であるアメリカ


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