コラム

覆面記者日記③―分析肌の‘異色’若手経営者、橋本 健一郎氏

• 2010/06/07 印刷 このエントリーをはてなブックマークに追加 この記事をクリップ! twitterでつぶやく

■橋本 健一郎さん紹介の前に、記者からの一言
 金属スクラップ業界の世界に記者として飛び込んでから、約4年半が経過した。現在はフリーランスの記者のような形で動いているが、やっていることは前とあまり変わらない。ただ、いったん組織を離れると、以前と違って微妙に距離を置く人や連絡が取れなくなる人もいる。もちろん記者という職業は、基本的に多少は警戒されるものだ。業界にどっぶり浸かってしまうと精神的には楽だが(オフレコ情報の蓄積)、いい記事が書ける可能性(あくまでも可能性)はそこで消失してしまう。
 
 人脈の喪失は決して気分のいいものではないが、記者としてそこから学ぶ点は多い。厳しい境遇に立たされた時に、自分の支えになってくれる人か離れていく人かは、実際に、リアルな現実としてそういう場面に直面しなければ分からない(ある程度の予測は可能だが)。それほど親しくなかった人でも親身に相談に乗ってくれたり、手助けしてくれたりする‘嬉しい誤算’がある一方、割と親しく情報交換していた人が急によそよそしくなり、時には距離を置くケースもある。もちろん以前と変わらず、いやそれ以上に親身に接してくれる人もいる(これなどは大変有り難い)。
 
 いずれにしても、人にはそれぞれ事情や置かれている立場があり、一概に善し悪しを論じることは出来ない。そもそも一個人が論じる善し悪しなど、必ず自分に都合のいい主観や


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