コラム

メタル庵 -4- 相場一考

• 2010/07/01 印刷 このエントリーをはてなブックマークに追加 この記事をクリップ! twitterでつぶやく

菅政権がスタートし民主党支持率が回復してきました。参院選も間近です。どのような結果になるにせよ、政治家には 日本の未来と国益を真剣に考え決断行動して欲しいものです。しかしその目指すべき社会は”最小不幸社会”でよいのでしょうか。かような発想から活力ある日 本の復活が期待できるとも思えません。やはり前向きに”最大多数の最大幸福”を追求すべきでしょう。相場の世界と違ってそれは可能な目標である筈ですから。

相場の世界では残念ながら ”最大多数の最大幸福” は望むべくもありません。”最小少数の最大幸福” とまでは言わずともゼロサムゲーム、弱肉強食の世界です。数多く存在するファンドの内コンスタントに高配当を続けているファンドは稀です。株式の世界で利益を出している個人投資家は2割に満たないとも言われています。コモディティの世界でも大同小異でしょう。一体何故相場の世界で勝ち続けることは難しいのでしょうか。

相場は当たり前と言えば当たり前ですが供給と需要の間にギャップがあるから発生します。相場の長期トレンドは現物の需給により決まります。商品で言えば生産と消費が基本です。だから、誰もが将来の需給を予想しようとします。その予測に基づいて売ったり買ったりします。例えば、レアメタルの一流トレーダーならば生産地や消費国の詳しい状況、競合トレーダーのポジション、その商品の特性等を十分に分析しながら需


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