コラム

韓国の実行力ある資源戦略が実ったボリビアのリチウム開発権益獲得

• 2010/08/28 印刷 このエントリーをはてなブックマークに追加 この記事をクリップ! twitterでつぶやく

MRB COLUMN 2010-08-28 韓国の資源戦略実ったリチウム開発

昨年から噂には出ていた韓国とボリビアの資源蜜月。ボリビアのリチウム開発を韓国とボリビア共同で推進する覚書が締結されるという形で決定的となった。日本、フランスもボリビアのリチウム権益獲得に向けて競っていたが、韓国に一歩も二歩も先に越された感は否めない。

韓国のイミョンバク大統領は8月26日、訪韓中のボリビアのモラレス大統領と会談し、リチウムの産業化、研究開発に関する覚書を締結。ボリビア西部のウユニ塩湖には世界のリチウム埋蔵量の50%が存在するといわれている。今回、韓国が首脳会談でボリビアとの密接な協力関係を構築したことは、少なくとも日本に比べて電池、電気自動車の生産において韓国が優位に立ったといえるだろう。
覚書は韓国、ボリビアの両国の鉱物資源開発を担う公社が交わし、リチウムの産業化に向けた研究強化へ協同委員会を設けるのが柱。韓国の公社などで構成するコンソーシアムが電池関連の試験プラント研究に参画することも盛り込まれている。リチウムはHV、EVの普及に伴い需要の大幅な伸びが見込まれており、世界のリチウムメーカーは2020年には2010年比3倍の30~31万トン(炭酸リチウム換算)まで増大することが予想されている。

ボリビアのリチウム開発権益で何故に韓国がリードでき、日本ができなかったのか


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