コラム

レアアース・クライシス その3 8.28日中経済対話~中国のレアアース輸出拡大ならず~

• 2010/08/30 印刷 このエントリーをはてなブックマークに追加 この記事をクリップ! twitterでつぶやく

TOKYO(MRB.ne.jp)2010-08-30, ある意味では予想された結果に終わった。一般紙情報などによると、日中両政府の経済閣僚が集まる「日中ハイレベル経済対話」が28日、北京で開かれ、「レアアース(希土類)」の輸出枠を中国が大幅に削減した問題で、日本側は「世界全体に大きな影響がある」などとして削減の再考を求めたが、中国側は採掘に伴う環境問題などを理由に応じず「ゼロ回答」に終わった。、とのこと。

 直嶋正行経済産業相がこの日、中国の李毅中・工業情報相、陳徳銘・商務相との会談で中国側に申し入れ、閣僚がそろう全体会合でも輸出枠の拡大を求めた。日本側の説明によると、中国側は「環境対応で生産量を減らす必要がある」「資源の枯渇が見込まれ、節約が必要だ」と主張し、議論は平行線に終わった。陳商務相はこの日、記者団に「国内でも採掘を制限しており、(日本にも)理解してもらいたい」と語ったという。

 中国は7月、今年下半期向けの輸出枠を約8千トンと発表。年初からの合計では約3万トンにとどまり、前年比約4割(下半期だけみれば7割減)の大幅減となった。世界生産の9割超を握る中国が今後も輸出枠を削減する姿勢を続ければ、HVや省エネ家電の生産にも影響が出る可能性がある。

~5~6年前から予見されていた現状~
「下半期だけでみれば輸出枠は7割減。これはやりすぎだ」 と直嶋経産相


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