コラム

覆面記者日記⑤-鉄スクラップ相場についてふと考えたこと

• 2010/12/23 印刷 このエントリーをはてなブックマークに追加 この記事をクリップ! twitterでつぶやく

ページ 1 / 2OSAKA(MRB.ne.jp)2010-12-23,鉄スクラップ相場は、需要が供給を上回れば上昇し、逆に需要が供給を下回れば下落します。とても‘シンプルな原理’で動いています。供給サイドのプレイヤーには、②鉄スクラップ問屋(流通筋)がいます。一方、需要サイドのプレイヤーは、②製鋼メーカー(主に電炉)と湾岸集荷業者(シッパー)に分かれます。

 ①鉄スクラップ問屋(流通筋)
 鉄スクラップ問屋は、製鋼メーカーに納入する「一次問屋」と、「一次問屋」に「ギロチン材」を持ち込む「二次問屋」(寄せ屋)に分かれます。

 ②製鋼メーカーとシッパー(湾岸集荷業者)
 製鋼メーカーも国内とは限らません。中国、韓国、台湾などアジア圏に位置する海外・製鋼メーカーも日本玉(H2、新断、雑品)を手当するため、鉄スクラップ相場は、国内要因のみならず国際的な需給バランスに大きく影響されます(下図)。
 供給サイドから見た場合、世界一の鉄スクラップ輸出国である米国のシッパー動向も非常に重要となります(ですので「コンポジット価格」は指標として注目します)。




 ―目先の相場を予想する―
 目先の相場を予想する基本的な手順は、需要量と供給量を割り出し、需給バランスが①引き締まっているか、②安定しているか、③緩和しているかを判断します。
 
 需給バランスの引


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